雑誌掲載「日常を忘れてくつろぐ家」

リビングの天井高は4.7mを超える。中庭に向かって天井までの高さのあるガラス窓が連続する。

食器や調理器具、調味料の量まで確認しながら収納キャビネットを製作。収納を充実させたキッチン。

黒とステンレスでクールにまとめたキッチン。ダイニング側にもシンクを設けている。

随所に用いられた曲線と高い天井が非日常の空間を演出する。壁の全面に造作の収納棚を設けた。

ゆったりとした広さを確保した浴室。円形のジャクジーバスに浸かりながら外の眺めを楽しむ。

中庭が1階の各空間をつなぐ。家族がどこにいても、窓越しに姿が見え気配が伝わる。

「この家は“終の棲み家”になる。子供の頃から温めてきた住まいに関する夢のすべてを盛り込もう」と考えたNさん。コンセプトとして定めたのはSF映画に出てくる“惑星基地”でした。もともとNさんは少年の頃からずっと天体や宇宙が好き。来客も多くないことから、家族と自分のために、日常の中にもサプライズを感じさせる“惑星基地”のある住まいを考えました。デザインは直線とシンプルな曲線で造形する硬質でモダンな雰囲気に。素材には石やガラス、金属を多用することに決定。やがて誕生したN邸。天井の高いリビングは、確かに近未来的でユニークな空間です。玄関ホールやダイニングも、日常空間にはない不思議な魅力にあふれた場所になりました。

DATA- データ -

構造
鉄筋コンクリート造
アイアン
VINO
敷地面積
560.48㎡
キッチン・洗面台
ブラスデザイン
延床面積
443.58㎡
造作家具
ブラスデザイン
価格
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地域
千葉
               

メディア掲載

雑誌「モダンリビング」231号掲載実例