山川設計では、注文住宅の設計依頼を検討している方に向けて、無料の設計相談を実施しています。住宅づくりのイメージがまだ漠然としている方や、建てたい住宅の方向性が定まっていない方も相談可能です。

ここでは、注文住宅の新築を検討中の筆者が、実際に山川設計の設計相談を体験した様子をレポートします。これから注文住宅の設計依頼を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

▼相談者プロフィール

  • 年齢:30代
  • 職業:会社経営
  • 家族構成:妻、子ども1人
  • 現在の住まい:賃貸マンション
  • 土地:あり

まずは問い合わせて相談日を決定

まずは山川設計に問い合わせて、初回の相談日を決定します。問い合わせ方法は以下の3つです。

  • 電話
  • 公式LINE
  • メール(公式サイトからフォーム入力)

相談日が確定したら、当日は新宿のオフィスに訪問します。

土地が決まっている場合、測量図が必要になりますので、忘れずに用意しておきましょう。測量図は、土地を売買している不動産会社の担当者に依頼し、入手しておきます。

オフィスに着いたらアンケートを記入

山川設計の初回相談アンケート

相談日当日、オフィスに到着したら、まずはアンケートに必要な情報を記入します。

  • 住宅でこだわりたい部分
  • 予算
  • 好みのデザイン など

この後のヒアリングで設計士が深堀りしてくれるので、直感で回答して問題ありません。

ヒアリング〜設計相談の開始

設計士との相談

アンケートに答えたら、設計士との相談開始です。まずは持参した測量図をもとに、以下のような情報を教えてもらえます。

  • どれくらいの広さの住宅が建てられるのか
  • (そのエリアのルールに基づき)何階建てまで可能なのか

ここから、具体的なヒアリングと提案が始まります。

※ここで紹介する進め方はあくまで一例で、実際は敷地条件や希望などにより進め方が変わってきます。

模型+図面によるイメージの落とし込み

最初に、模型や図面を用いて、イメージの落とし込みをしてくれます。

間取りやコンセプトのイメージを伝えると、測量図の情報も踏まえて、さっそくその場でベースとなる図面を描き始めてくれます。このスピーディーでリアルタイムな提案が、山川設計の強みといえるでしょう。

建ぺい率や斜線制限など、住宅を建てるエリアのルールによって制約が生じる場合には、制約の中で極力土地を広く使うための提案をしてくれます。

測量図の情報を踏まえたベースの図面

並行して、土地条件と間取りイメージが近い模型を見せてもらいました。山川設計ならではの、オリジナリティあふれる魅力的なデザインばかりです。

山川設計の住宅模型

いくつか模型を見ていると、「こういうのを取り入れたいな」「ここはこういうふうにアレンジしたいな」など具体的なイメージが次々と湧いてきて、ワクワクする気持ちが高まります。

新たに湧いたイメージもどんどん伝えていくことで、さらに細かい部分まで落とし込んでくれます。

たとえば「ベランダはこういう形にしたい」のようなパッと出た希望を伝えると、その場でタブレットを使ってイメージに近い実例を見せてくれたり、スケッチで提案してくれたりします。想像以上に素敵な実例やアイデアがどんどん出てきて、豊富な引き出しに驚かされました。

抽象的なイメージを伝えて、具体的な提案を受けるラリーを続けていくことで、徐々に住宅のイメージが完成されていきます。スケッチや実例をベースに話をしてくれるので、口頭だけで提案されるよりも断然イメージがしやすいと感じました。

間取りの提案

間取りについても、「これが欲しい」と理想を伝えると、その場で図面へと落とし込んで具体的な提案をしてくれます。

「ジムを併設したい」「ガレージが欲しい」などアンケートに記載した要望も、実際の図面に落とし込まれていきます。ぼんやりとした理想がどんどん形になっていく様子は、感動の一言です。

筆者が一番こだわりたかったジムも、「この広さなら、ここにランニングマシーンが1台入る」「ストレッチスペースの広さはこれくらいになる」などの具体的な案を出してくれて、利用しているシーンを想像しながらイメージを固めていけました。

その場で図面を作成

各部屋についても、図面を描きながら「何畳くらいの広さになる」と数字を出してくれるので、非常にわかりやすいです。

さらに、「ここが吹き抜けになると、一気に開放感が出て来客者もびっくりする」「螺旋階段の脇に丸テーブルを置いて、ちょっとした来客はここで対応してもいいよね」など、実際に住宅が建ったかのような臨場感ある説明をしてくれるので、イメージを膨らませながら話を進めていけました。

初回相談で提案してもらった間取り

外観のスケッチ

間取りとあわせて、外観もスケッチで提案してくれます。こちらも、会話の中で出た要望やざっくりとしたイメージを、一つひとつその場で落とし込んでくれます。

外観のスケッチ

こうして、間取り・外観ともにこだわりをたっぷりと詰め込んだ憧れのガレージ付き住宅の、大まかなイメージが固まりました。

完成したスケッチ

初回でここまで理想を具現化してくれるのが、山川設計の強みです。大手ハウスメーカーでは、ここまでスピーディーに提案してもらえません。

なお、今回は相談体験であったこともあり、予算上限を伝えずに進めましたが、実際は予算上限に応じた代替案を複数出してもらうことも可能です。間取りや外観などを詰める過程で、費用を下げるための提案もしてもらえます。

2回目以降の相談の流れ

竣工までのスケジュール

初回の相談で大枠のイメージが固まったら、以降の進め方を提案してくれます。

最初の3ヶ月で2週間に1回程度打ち合わせをして、大枠の間取りを決めていく流れです。初回の提案内容を一旦持ち帰り、2回目の相談時は「やっぱりこうしたい」「ここはもっとこだわりたい」などと修正を出すこともできます。

壁材やキッチンなどを決めるにあたって、必要であれば業者を打ち合わせに呼んでもらうことも可能です。回を重ねるごとにより具体的な話になっていくので、都度ご家族と話し合ってイメージを固めていきましょう。

2回目以降の相談では、1/100と1/50の2段階で模型の作成も進めてくれます。

1/100模型と1/50模型

1/100模型で微調整を繰り返し、より大きい1/50模型で内容を確定させていく流れです。1/50模型の段階では、アイアンの模様や室外機の位置など細かい部分まで反映されるため、認識の齟齬が起こらず、今後の工程を安心して進めていけます。

山川設計は1〜2回目の相談でイメージを具現化するため、後半の数ヶ月は細かい部分の調整やこだわりの深掘りに時間を使えます。スピーディーで精度が高い提案で、効率的に理想の住宅づくりが叶えられる点が、山川設計の大きな魅力だと感じました。

まとめ

山川設計の設計相談を実際に体験してみて、初回からスピード感をもって精度の高い提案をしてもらえる点が非常に魅力的でした。

豊富な施工経験をもとに、相談者の理想の住宅づくりを叶えるべく柔軟にアイデアを出してくれるので、夢がどんどん広がる感覚で、ぼんやりしていたイメージが明確化していくのを感じられました。

山川設計の注文住宅が気になっている方は、まずは気軽に問い合わせてみてはいかがでしょうか。