海外にも住まいがあり、1年の半分を日本で、残りを海外で過ごすLさん。好きな山の手のエリアで新築したのがこの住まいです。設計に当たって求めたのは、前の家にはなかった広さはもちろん、明るく爽やかでどこかノスタルジックな雰囲気のある洋風のデザイン。特に大切にしたのが窓でした。サークル窓や縦長の格子窓、FIX窓などを基本にしたのです。また寝室に続く水まわりスペースを充実させることも希望の1つ。欧米では夫婦と子どもの水まわりを分けるのがスタンダードです。さらにインテリアは石や木などの天然素材をふんだんに使って、表情に変化がありぬくもりのあるものにしました。おしゃれな佇まいがひときわ目を引く角地の洋館。まちなみを引き立てます。