「RC構造と平屋は相性がいいと聞いたけど、構造が変わるだけで金額がガクンと上がる…それに見合うだけのメリットはあるの?」

これから平屋を建てようと検討している方のなかには、このようにお考えの方もいるでしょう。

平屋とRC構造は、鉄筋コンクリート造の堅牢さと平屋の快適性を兼ね備えられる、相性のよい組み合わせです。

この記事では、平屋のRC住宅が生み出すメリットや、建てる前に知っておきたい注意点について実例を交えて解説します。理想を形にする平屋のRC住宅の魅力を知りたい方は、ぜひ最後までお読みください。

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平屋のRC住宅が注目される理由

平屋のRC住宅

平屋のRC住宅が近年注目を集めているのは、RC(鉄筋コンクリート)造のもつ特性と、平屋ならではの魅力がうまく調和しているためです。

RC住宅の優れた耐久性やデザインの自由度、そして平屋のもつ利便性や心地よさが組み合わさることで、快適かつ機能的な住空間が実現可能です。たとえば、以下のような多彩なニーズに合致します。

  • 唯一無二の個性的な住まいをつくりたい
  • 高い建築性能を求めたい
  • 大空間を自由に設計したい
  • 周囲の騒音を避けたい
  • 将来のバリアフリーを見越した家づくりがしたい

こうした多様なメリットを実感できる平屋のRC住宅は、幅広い世代から注目されています。

RC住宅×平屋で生み出されるメリット

平屋のRC住宅

RC住宅と平屋を掛け合わせることで、より快適かつ耐久性の高い住宅づくりにつながります。RC住宅×平屋で生み出されるメリットについて、詳しく解説します。

心地よさとデザイン性を両立できる

生活空間がワンフロアに集約された平屋の効率的な動線と、高強度かつデザイン自由度の高いRC構造を組み合わせることで、より快適な空間づくりが叶います。

たとえば、LDKを中心に水回りを集約し、寝室を奥に配置することで、家事効率を高めつつプライベートも守られた心地よい空間に仕上がります。さらにRC構造の強度を活かせば、木造建築では難しい曲線や円形などのユニークなデザインも取り入れられるため、より理想の空間に近づけられるでしょう。

また、一般的な木造住宅のような傾斜屋根ではなく、フラットな屋根にすることで、平屋の外観をよりスタイリッシュに仕上げることも可能です。

効率的な生活動線が実現しやすい平屋ならではの特徴に、RC構造の優れたデザイン性と機能性を加えることで、ライフスタイルに合わせたおしゃれで機能的な理想の家づくりが実現できます。

長く住み続けられる住まいがつくれる

平屋のRC住宅を建てることで、長期にわたって暮らせる住まいが実現します。

RC構造は木造と比べて耐久性が高く、法定耐用年数は木造が22年なのに対し、RC構造は約2倍の47年に設定されています。適切なメンテナンスを施せば、さらに長く住み続けられるのが強みです。

また、階段のない平屋はバリアフリー設計が容易なため、将来的に身体機能が低下しても、安心して生活しやすい点もメリットです。このように平屋のRC住宅は、将来を見据えた長期的な視点での住みやすさを追求できる家づくりを可能にします。

冷暖房効率を高められる

平屋のRC住宅は、木造の平屋と比べて冷暖房効率を高められるのも大きな魅力です。RC構造は気密性に優れており、適切に断熱処理をすることで外気温の影響を受けにくく、一年中快適な室温を保ちやすいのが強みです。

加えて、生活空間がワンフロアに集約された平屋は、空調設備の稼働台数を抑えられます。これにより、冷暖房効率が向上し、省エネルギーにもつながります。高い気密性と効率的な空間構成により、光熱費を抑えながら快適な暮らしを実現できるでしょう。

平屋の遮音性を高められる

平屋のRC住宅は、平屋を建てる際に考慮したい遮音性を高められるのもメリットです。

平屋住宅の課題として、リビングと寝室が同じフロアに配置されるため生活音が響きやすく、また道路との距離が近い場合は外部の騒音も伝わりやすいことが挙げられます。

一方、RC構造はコンクリート自体の質量が大きく密度が高いため、音の振動が伝わりにくく、優れた遮音性を発揮します。これにより、平屋の弱点とされている室内の生活音や外部からの騒音を軽減し、静かで快適な住環境を実現可能です。

平屋ならではの開放感を保ちつつ、音のストレスから解放された暮らしが叶えられるでしょう。

地震の揺れに強い

平屋とRC構造はどちらも地震に強く、組み合わせることで万全の地震対策となります。

平屋は上部からの荷重が少なく、構造が安定しやすくなっています。また、シンプルな構造のため、外部から強い力を受けた際に振動が分散されやすいのも利点です。

加えて、鉄筋とコンクリートの特性を兼ね備えたRC構造は、優れた耐震性を発揮します。地震による変形に強く倒壊しにくいだけでなく、地震に伴う火災にも木造より強いとされています。

平屋にRC構造を採用することで建物の強度をさらに高められれば、安心して暮らせる住まいを実現できるでしょう。

メンテナンスがしやすい

平屋のRC住宅は、メンテナンスのしやすさも大きなメリットです。

平屋は階段がないため、高所作業が少なくメンテナンスしやすい特徴があります。さらに、RC構造は屋根や外壁の劣化が比較的遅く、木造に比べてメンテナンスの頻度や手間を抑えられます。そのため、長期的に建物の良好な状態を保ちやすくなり、将来的な維持費用も軽減できるでしょう。

平屋とRC構造の組み合わせは、日々の暮らしだけでなく、住まいの維持管理においても大きな利点をもたらします

平屋のRC住宅の設計実例【山川設計の実例】

山川設計が手がけた平屋のRC住宅の実例を紹介します。

実例をチェックしつつ、平屋とRC住宅を組み合わせた理想の住まいをイメージしてみましょう。

非日常を楽しめるユニークな住まい

平屋のRC住宅

SF映画の「惑星基地」をコンセプトにしたこちらのRC構造の平屋は、近未来的でユニークな空間が魅力です。

リビングは天井高4.7mを超え、中庭へ向かって連なるガラス窓が開放感を演出します。中庭が各空間をつなぎ、家族の気配を常に感じられるのも平屋ならではのメリットです。

さらに、地下にはシアタールームも完備しています。デザイン性と機能性を兼ね備えた、まさに理想を形にした平屋のRC住宅の好例です。

リゾートホテルのような暮らしを叶える住まい

プール付き平屋のRC住宅

東京近郊の約750坪の敷地に広がるこちらのRC構造の平屋は、まるで南洋のリゾートホテルのような邸宅です。

ロの字型の建物は、ビルトインガレージや長いアプローチで庭への視線を巧みに遮断しています。L字型のプールは建物の2面から水辺の景色を楽しませ、内外に楽しい居場所が満載です。

中庭を挟んだ各個室からはヤシの木が眺められ、自宅にいながらリゾート気分を満喫できる贅沢な住まいが実現できています。

時間の移り変わりを感じられる住まい

水庭のある平屋のRC住宅

300坪の敷地に広がるこちらの平屋のRC住宅は、水庭を中心に回廊が囲む設計です。

昼は太陽の光が水面に煌めき、夕暮れには室内の明かりが映り込み、ロマンティックな表情を見せます。

プライバシーを守りつつも、開放感ある設計が心地よい空間を演出します。水庭を通して時間の移ろいを感じられる、まさに理想を形にした魅力的な実例です。

山川設計の唯一無二のとっておきの空間を、ぜひご確認ください。

平屋のRC住宅を建てる際に知っておきたい注意点

平屋のRC住宅にはさまざまなメリットがあるものの、知っておくべき注意点もあります。以下の観点から解説します。

  • 広い土地と強固な地盤が必要になる
  • 建築費用が高くなる可能性がある
  • 対応できる業者が限られる

広い土地と強固な地盤が必要になる

平屋のRC住宅を建てる際は、広い敷地と強固な地盤が不可欠です。

生活空間をワンフロアに集約する平屋は、複数階建てに比べて広い土地を確保しなければなりません。さらに、鉄筋コンクリートは重量があるため、その重さをしっかりと支えられる強固な地盤が求められます。

土地探しからサポートしてくれる設計事務所もあるので、設計相談の際に地盤についても合わせて相談してみるのがおすすめです。

建築費用が高くなる可能性がある

平屋のRC住宅は、建築費用が高くなる可能性があります。同じ延床面積の2階建てと比較して広い敷地が必要なため、基礎や屋根の面積が広がりコスト増につながります

また、高い耐震性と耐久性を誇るRC構造は使用する建材が高く、かつ職人による手作業が中心になることも建築コストがかさむ要因です。。

とはいえ、RC構造の法定耐用年数は木造の倍以上あります。長期的に見れば最終的な資産価値が高く、結果的にコストパフォーマンスに優れているといえるでしょう。

対応できる業者が限られる

平屋のRC住宅を検討する際は、RC構造の設計・施工に対応できる業者が限られている点に注意が必要です。鉄筋コンクリートでの建築は、木造とは異なる高度な技術が求められます。

日本では、新築住宅でRC構造を扱う業者が多くありません。ハウスメーカーではそもそも対応できないうえ、設計事務所の中でも対応可能なところは限られます。

そのため、単に平屋の実績が多い業者ではなく、平屋のRC住宅の設計・施工実績が豊富な設計事務所を選ぶのが重要なポイントです。専門知識と実績をもつパートナーを見つけることが、理想の住まいを実現する鍵となるでしょう。

まとめ

平屋とRC住宅の組み合わせは、快適性とデザイン性を兼ね備えた魅力的な選択肢です。RC構造の耐久性やデザイン自由度の高さに、平屋の利便性や心地よさを加えることで、長寿命で暮らしやすい住空間が生まれます。

ただし、建築は決して簡単ではなく、広い敷地や強固な地盤、そしてRC構造に対応できる施工業者が必要となります。これらの特性を理解し、専門家と相談しながら理想とする平屋のRC住宅を実現しましょう。

平屋のRC住宅を建てるなら、RC構造の新築住宅において豊富な実績を誇る、山川設計にお任せください。一般的なハウスメーカーでは対応が難しい平屋のRC住宅においても、RC構造に特化した設計事務所の強みを活かし、独自の設計力でお客様のニーズにお応えします。

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