「眺望を楽しむ高台のガレージハウス」
夕暮れに下の道路からから見上げると、軒の木と木張りの天井があたたかな光に浮かび上がり、この住まいを一層印象的なものにします。
玄関前に確保された広いスペース。公道上ではなく敷地内に入ってから余裕を持って車を転回させることができます。
ガレージの一角に設けられた鉄骨階段。手すりはあえてシンプルなデザインにして愛車の眺めを楽しみます。
2階の天井と軒の全面に木を張り、スチールとタイルで構成するクールな空間にくつろぎの場所にふさわしい温かみを添えました。
スパンが飛ばせる重量鉄骨造を採用。柱のない大空間と大開口を実現しました。
キッチンはアイランドタイプでダイニングテーブルを一直線につなげました。カウンタートップを段差を設けずにラウンドさせたユニークなデザインです。
大きな窓から雄大な景色が楽しめる浴室。くつろぎにふさわしい大型の円形バスを採用しました。
主寝室も2面に大きな窓を設けて、この土地ならではの眺望を楽しみます。
リビングの一角に設けたゲストルーム。リビング側の壁とドアをガラスにして、空間のつながりと広がりを演出しました。
天井に木を張った40畳のLDK。連続して設けた大開口から街の景色が楽しめます。窓の中央に富士山が見えます。
道路側の外観。窓を最小限に抑えシンプルな直線で整えています。車を導き入れる横長の力強いゲートがデザインのアクセントになっています。
下から見上げた外観。軒天井の先端を斜め上に上げることで軒の存在感を強めています。
子供の頃から家に興味があったというKさん。2軒目となる家づくりには、明確な目標がありました。それは、数台保有する愛車をすべて家の内部に収め、その姿を眺めながら暮らせるガレージハウスにすることです。それも単なる駐車スペースではなく、ショールームのようなドレスアップした空間にしたいと考えていました。依頼先に選んだのは、独特のデザインテイストが好きだったという山川設計です。その設計案は、眺めのよい2階にLDKを設け、1階に2台のフェラーリやハーレーを改造したトライクなどを格納するスペースを広々と確保し、一角にガラスで仕切った書斎を設けたもの。そして1階も2階も、眺望の広がる海側は連続する大きな開口部にして雄大な眺めを取り込んでいます。車好きなら誰もが憧れるガレージハウス。海辺の街のランドマークとなっています。
DATA- データ -
構造
S造
アイアン
VINO
敷地面積
314.10㎡
キッチン・洗面台
ブラスデザイン
延床面積
218.30㎡
造作家具
ブラスデザイン
価格
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施工会社
齋藤工務店
地域
Kanagawa
メディア掲載
雑誌「モダンリビング」・TV「突撃!隣のスゴイ家」