「都市を快適に暮らす医院・賃貸併用住宅」

建物正面にクリニックの入り口があり、左端に賃貸住戸への共用の玄関があります。

2階に個室と水まわりを、明るく眺望に恵まれた3階に約40畳のLDKを設けました。

LDKには広いルーフバルコニーが続きます。床はヘリンボーン張りです。

リビングの壁には美しい模様の大理石を使ってインテリアのアクセントにしました。

3階のルーフバルコニー。木を貼った天井に守られた半屋外の心地よい場所です。

2階にもバルコニーを設け、外階段で3階のバルコニーとつなぎました。

住宅の玄関ホールの床は鏡面のタイル。全体をモノトーンでまとめた美しい空間です。

クリニック入り口の重厚で美しいデザインは、ご主人のイメージがベースになりました。

クリニックの受付。ゆったりとした広さを確保しました。

診療室前に設けられた待合室スペース。木の扉などで落ち着いた雰囲気をつくりました。

建物の側面の一番奥に住宅の玄関があります。アイアンの外灯が建物を引き立てます。

新たにクリニックを開業することにしたKさん。敷地が防火地域であることから、建物は鉄筋コンクリート造が最適です。インターネットでRC造の得意な会社を検索。山川設計に目が止まりました。もともとご夫妻は、ヨーロッパ旅行の折などに目にした石づくりの建築がお好きですが、その落ち着きのある上質な雰囲気が、山川設計のどの建物にも感じられたことが依頼を決断した理由でした。山川設計が提案したのは、1階をクリニックにして、2階と3階の一部に合計9戸の賃貸住戸を組み入れた3階建ての医院・賃貸併用の住まいです。当初ご夫妻は、賃貸住戸を設けることまでは考えていらっしゃらなかったのですが、駅に近い好立地であることから山川設計が提案しました。家賃収入を見込むことで、建築への投資額を増やすことができ、クリニックも住宅もゆったりとした面積を確保することができるからです。

DATA- データ -

構造
RC(鉄筋コンクリート)造
アイアン
VINO
敷地面積
499.03㎡
キッチン・洗面台
ブラスデザイン
延床面積
666.50㎡
造作家具
ブラスデザイン
価格
お問い合わせください
施工会社
建匠
地域
Tokyo
               

メディア掲載

雑誌「モダンリビング」