「都市の暮らしを楽しむ地下室のある瀟洒な洋館」
外観(昼)
半円を描く印象的な石張りの外壁。一部はバルコニーを囲み、外部からの視線を防ぐ役割を果たしています。
外観(夕景)
門扉のアイアンは強弱のリズムを付けたユニークなデザイン。街並みに豊かな表情を添えています。
玄関
玄関ホール内部。レッスンに訪れる生徒はここから地下のレッスン室に進みます。
LDK
1階のLDKは約25畳の広々とした空間。キッチンはオープンスタイルですが手元は隠しました。
DK
ワインセラーを組み込んだ収納家具の壁面にはアクセントとしてタイルを使い、照明で陰影をつくり質感を強調しています。
リビング
アイボリーホワイトでシンプルにまとめたリビング。おふたりのくつろぎの場です。
玄関
玄関の内部。LDKは白いドアの向こうにあるので生徒と家族の日常が交わることはありません。
階段
弧を描いて上るエレガントな階段は奥さまのリクエストから生まれました。
階段
地下と1、2階をつなぐらせん階段。踏み板の濃いブルーのカーペットが空間を引き立てます。
地階
地下の広々としたホール。レッスンを待つ生徒さんが待機するスペースにもなります。
地階
地下1階に設けたレッスン室。グランドピアノ2台をゆったりと並べ、さらにソファを置いてもまだゆとりがあります。
都市の便利さや賑わいを楽しむのはもちろん、地震や水害などへの不安のない暮らしがしたいと考えていたご夫妻。 地盤のしっかりした土地を確保し、鉄筋コンクリートの住まいを建てることにしました。インターネットで“RCの住宅、地下室”というキーワードで検索して出会ったのが山川設計。間もなく提案された設計案を見てご夫妻が驚いたのはピアノ教師の奥さまのために、グランドピアノ2台がゆったりと並べられるレッスン室が地下に計画されていたことです。ハウスメーカーなどから提案されたプランでは地下はすべて合わせて10坪程度。これほど広いものはありませんでした。さらに造り付け家具を多用し広々と暮らすことができるように工夫され、外観デザインはエレガントな円形のデザイン。あらゆる意味で山川設計だからできた家だと、おふたりは振り返っています。
DATA- データ -
構造
RC(鉄筋コンクリート)造
アイアン
VINO
敷地面積
109.84㎡
キッチン・洗面台
VINO
延床面積
184.18㎡
造作家具
VINO
価格
お問合せ下さい
施工会社
齋藤工務店
地域
Tokyo
メディア掲載
モダンリビング250号